2016/07/07

再び、三宅洋平。



参院選まであと3日……今日(7日)、一枚の選挙ハガキが家に届いた。

裏面の構成は、赤地に白抜き文字&モノクロ写真。この間、何度もYou Tubeで見ている「三宅洋平」(&推薦人・山本太郎)の顔が目に飛び込んできた。「俺たちをこき使え!」というキャッチコピーも、「選挙フェス」で常に語られるお馴染みのフレーズだ。

ハガキを送ってくれたのは、高校時代からの親友で横浜在住のHIROKO嬢。(昔も今も、実にセンスのいい人だ)

選挙区が違う彼女をも応援に駆り立てる「三宅洋平」のパワーの凄さ、こころざしの高さ、メッセージの強さ……このところたて続けに届く、旧知の女友達からのメールをみても、「三宅洋平」及び「選挙フェス」を支援するムーヴメントは想像以上に広がっているように思える。

私もささやかながら、仕事仲間やバイト仲間に「ねえ、今度の選挙だけどさ、まだ入れる人を決めてないなら、ちょっと、注目してほしいヤツがいるんだけど…」「とにかくYou Tubeで彼の演説を聴いてみてよ。言葉に力があるし、センスもいい。渋谷、新宿、新橋、立川、北千住、秋葉原……今どき、組織に頼らずあれだけ大勢の人を集められる政治家なんていないよ。しかも37歳という若さだから、伸び代も十分」といった感じで、「三宅洋平」への投票を呼び掛けているのだが、何故かそのムーヴメントをどこのメディアも一向に取り上げようとしない。(というか完全に泡沫候補扱い)

これも言論統制・情報統制が敷かれているせいなのか?……と、少し腹立たしく思っていたが、昨日(6日)ようやく《選挙フェスで大動員! ミュージシャン三宅洋平氏がダークホースに浮上?》という見出しで、紹介してくれた新聞がある。
載せたのは朝日でも毎日でも、もちろん読売や産経でもなく、ありえないネタ記事で有名な中高年男性の友「東京スポーツ」。
さすが、大手芸能プロにも屈しない姿勢で的確なスクープを(たまに)飛ばす“我らが東スポ”。
言論統制に服するような弱腰大手メディアとは腹の括り方が違う。

というわけで、以下その全文を紹介。

参院選(10日投開票)の東京選挙区(定数6)では、ミュージシャンで無所属の三宅洋平氏(37)が街頭演説で多くの人だかりを作り、ネットでもSNSで動画やメッセージが拡散されるなど怒とうの追い込みをかけている。

熱気に欠ける参院選で、唯一、気を吐いているのが、三宅氏の街頭演説だ。4日、立川駅前では激しい雷雨に見舞われる中、聴衆は濡れながら演説会のスタートを待ち続けた。「選挙フェス」と題した音楽と演説会をコラボした選挙戦で、渋谷や新宿駅前での開催では立すいの余地もないほどの熱狂に包まれている。

三宅氏が出馬するのは3年前の参院選に続き、2度目。前回は緑の党から比例代表で出馬し、党最多の約17万票を集めたが、党への議席ゼロで涙をのんだ。今回は前回もコラボした「生活の党と山本太郎となかまたち」の山本太郎共同代表(41)が個人で全面支援している。

“爆弾男”の山本氏が熱を上げるだけに、三宅氏もロンゲにヒゲの風貌にたがわぬ個性派だ。山本氏が経団連批判を展開すれば、三宅氏も原発即時停止や富裕税導入など政権側には耳が痛い主張を繰り返している。なかなか大手メディアに取り扱われないことに、三宅氏は「マスコミにネグレクト(虐待)されている」ともはや怒りを通り越し、ネタに変えている。

山本氏は「マスコミは情勢調査で“三宅の支持は広がらず”と書いているが、恣意的。ボクも同じような扱いで(中間の)情勢調査で8位だったが、最後は4位まで上がった。ボクの時よりもボランティアの集まりや聴衆の盛り上がりも上をいっている最後の1週間で浸透させる。ぜひボクの仲間を増やしてもらいたい」と無党派層への支持拡大で逆転可能とみている。

三宅氏は無所属ながらも山本氏の熱意にほだされて、生活の小沢一郎共同代表(74)も4日、選挙フェスに初参加。「場違いですが」と笑わせながらも「(三宅氏は)私より立派な話をしていて、理路整然で分かりやすい。これこそ政治家にとって必要な最大の素質」と猛プッシュ。与党側には厄介極まりない“第2の山本太郎”が生まれるかどうか。

記事に書かれているように、この凄い熱気は、私の経験上では「新宿西口地下広場のフォーク集会(1969年)」に匹敵するもの。(もちろん、連続性・継続性はそれ以上)
710日も、この真摯で心地よい熱気の持続を願いつつ、「政治家として成長していく姿を見ていたい」と初めて思えた人間「三宅洋平」に、迷うことなく一票を投じたい。

(政治の裏も表も知っているプロ「小沢一郎」、裏も表もないストレートさが魅力の「三宅洋平」、そして独特の切り口とパフォーマンスで権力に挑む「山本太郎」。きっと、この3人の化学反応は日本の政治を面白くしてくれるはず)

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