駐輪場で働きだして早1年。
バイトを始めて半年くらいまでは、思った以上に酷い駐輪マナー、一部利用者の侮蔑的な言動・態度など、その不快な職場環境に嫌気がさし、さっさと辞めて別の仕事を探そうか……と考えたことも度々あったが、ここ最近は、特にストレスが溜まる様なこともなく、職場仲間との呑み会(2ヶ月に1回程度)や常連利用者とのささやかな交流も含め、そこそこ気分よく平穏にバイト生活を送ることができている。
というのも、3、4ヶ月ほど前から、「バイトだろうが本業だろうが、納得しがたい現状に甘んじる必要はさらさらない」……と気持ち新たに、“職場環境の改善と利用者間の不平等の是正”を図るため、「見て見ぬ振り」という暗黙のルールにダメ出し。利用者に場内ルールを再認識してもらおうと、端からリスク(逆ギレ、罵詈雑言など)覚悟で、故意に料金をごまかす“せこい”利用者や再三の注意を気にも留めない不正駐輪常習者に「対話と圧力(警告)」の姿勢で積極的に対峙してきたから。
その結果、利用者と整理員の間に適度の緊張関係と普通のコミュニケーションが生まれ、無視され形骸化しかけていたルールも日に日に利用者間に浸透し、目に見えて駐輪マナーが向上。職場仲間のストレスの一因となっていた“最悪のオバサン”の姿も見かけなくなった。
(まあ、そうなるまでにトラブルはつきもの。見知らぬ中年女性に「お前」呼ばわりされ「うるせー」と怒鳴られたり、最悪オバサンに「くそオヤジ」「こんなところで働きやがって」などと声を荒らげて罵られたりもしたが、その都度、若干燃えあがる心を鎮めつつ、言葉を選びながら、態度を崩さず“反撃”してきた……ちなみに“最悪”が私に残した捨て台詞は「こんなに理屈っぽい人、はじめてだわ」。ん?)
お陰で、当初は「ここは変わらない。何を言っても言うだけ損。オレなんかとうに諦めているよ」「(だから)あまり熱心にやらないほうがいいよ。かえって疲れるだけだから」と気遣い、遠回しに暴走気味の私を諌めてくれた仲間のOさんも「ホントびっくりした。こんなに変わるとはね~」「Yさんがいてくれて良かった~」と、喜んでくれるので気分的にも悪くない。(同じく仲間のNさんも「自分の方がずっと長くココにいるけど、これからはYさんに従ってやればいいんだって、そう思う」と、私を持ち上げながら手伝ってくれている)
というわけで、ブログの更新頻度は落ち気味だが、何とか元気に生きているワタクシ。
今日はそろそろ家を出て、渋谷のNHKホールへ……御年92歳のシャルル・アズナブールの声に酔ってきます。
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