2012/05/25

陽射しに誘われ「ソラマチ」へ。



 昨日(24)は天気も良かったので、ちょっと遠出。いま話題の「東京ソラマチ」へ。

スカイツリー自体の入場券を持っていたわけではないが、仕事柄、流行りのスポットを覗いてみるのも悪くはないと、空の青さにつられて腰を上げた次第。

ソラマチと直通通路で結ばれている「東京スカイツリー駅」に着いたのは昼過ぎ。オープン3日目、当然の如く行き交う人の数は多いが、ここでも家族連れや若いカップル以上に中高年の人たちの姿がやたら目に付く。傍から見れば私もその一人、お互い元気で暇だよなあ……と胸の中で呟きながら、楽しげな人の流れに身を任せた。

で、見学前にまずは腹ごしらえと、67Fのレストランフロア「Solamachi Dining」へ向かったが、うな重()4095円の「前川」以外は何処も長い列……少し時間をずらそうと思い直して施設内にある「すみだ水族館」へ。水族館好きの私としては是非押さえておきたいポイントだったので、とりあえず来た甲斐ありとテンションUP。待ち時間もなくスムーズに入館できた。だが、小笠原の海をイメージしたという館内は思いのほかスケール感に乏しく、仄かなブルーの照明以外あまりコンセプトが感じられない“しょぼい”空間。おまけに、展示の目玉であるはずの「シロワニ」(白いワニではなくサメ)は、体調不良のため静養中とのことで水槽内に見当たらず、入場時のテンションは一気に急降下。数少ない大きな魚と数多い小さな魚&マゼラン・ペンギンで満足できる人はいいだろうが、これで入場料2000円は高いよなあ~……と文句を言いたくなるほど満足度の低い水族館だった。もちろん、リピーターになるつもりはない。

遅めのランチは「たまひで いちの」(7F)の親子丼。人形町「玉ひで」の姉妹店ということだが、「玉ひで」の親子丼ってこんなんだった?と首を傾げるくらい卵のトロトロ感もなくイマイチな味。故に、この店も「玉ひで」も美味しい味覚の記憶からは削除する方向で……。
そして、ソラマチ見学の〆は、コニカミノルタプラネタリウム「天空」。座席もゆったりしていて心地よい空間だったが、江戸の町並みと400年前の星空を見ているうちに、ただの“寝たリウム”になってしまった。

というわけで、雑貨のショップ等に微かな下町情緒を感じたものの、総じて残念な事だらけのソラマチ見学……帰りがてら2Fの「フードマルシェ」に出店している「北野エース」で、ウチ用の土産に“満腹どら焼き”を買い求め、当分ここに来る気は起きないだろうなあと思いつつ家路を急いだが、さすがに疲れた。

で、今日“どら焼き”というより“餡子のおにぎり”のような「満腹どら焼き」を昼メシ代わりに食べたのだが、昨日から続く負の連鎖なのだろうか、胸焼けが今も続いている。



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