2011/11/06

雨を見たかい




いま読んでいる小説『ボブ・ディラン・グレーテスト・ヒット第三集』の中に、こんな一節がある。主人公は中古レコード店の店員……

“なんでもいいと思って棚から抜いたアルバムは、クリーデンス・クリアウォーター・リバイバルの『ペンデュラム』。「雨を見たかい」に針を落した”

60年代後半にメジャーデビューし、72年に解散したアメリカのバンドCCRCreedence Clearwater Revival)の「雨を見たかい」……1971年、アルバムからシングルカットされヒットしたカントリー・ロックの名曲だ。日本でも桑田佳祐や氷室京介がカバーしている。

その中で歌われている「晴れた日に降ってくる雨」というのが、当時アメリカがベトナム戦争で無差別投下していた「ナパーム弾」の隠喩ではないかと話題になり、“ベトナム戦争への批判”にあたるとして放送禁止処分にもなったが、「反戦歌」説の正否は不明。それとは別に“CCRの崩壊を示唆した歌”という説もあるし、単なる天気雨のことかもしれない。

雨の日曜日。久しぶりに聴きたくなった。“晴れた日に降ってくる雨”を勝手にイメージしながら… 


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