2017/09/10

偽物だけど本物(青森の清志郎)



日曜の朝、相も変わらぬ北朝鮮のニュースにうんざりしていたが、その後の特集(ニュース7)で紹介された「青森の清志郎」こと今井治さん(50歳)のエネルギッシュなパフォーマンスに心を掴まれ、イヤな気分もふっ飛んだ。

今井さんは高校生の頃に清志郎の歌に衝撃を受け、以来「忌野清志郎になりたい!」一心で、そのライヴ映像を幾度となく見直し、練習に練習を重ねて、家族や仲間たちとRCサクセションのトリビュート・バンド、ニコニコサクセションを結成。復興応援ライヴに参加するなど東北を中心に活動している。
※「今井治 公式サイト」http://imaifamily.wixsite.com/osamuchan39baby

そんな彼の“清志郎愛”が天に通じたのか、本物の清志郎のステージメンバーだったサックス奏者・梅津和時さんとも共演。「単なる物まねとは全く違う印象を持った」「清志郎も喜んでいると思う」と語る梅津さんの傍で照れながらも嬉しそうな姿が印象的だった。

というわけで、RCサクセションの歌を聴く気分で、小1時間ほど今井さんの公式サイトやYou Tubeで「ニコニコサクセション」のライヴを見て(聴いて)いたのだが、よくぞここまで…と思うほど見た目も声も本当によく似ている。もちろん“偽物”には違いないが、その魂は本物。
久しぶりに聴く“清志郎”の「アイ・シャル・ビー・リリースト」が沁みた。


陽はまた昇るだろう このさびれた国にも
いつの日にか いつの日にか
自由に歌えるさ

 

 

 

 

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