8月6日(土)
広島平和記念日、原爆忌。リオ五輪開幕……平和記念式典とリオ五輪開会式(30分程度)をテレビで見たあと、池袋へ。
シネマ・ロサで映画『帰ってきたヒトラー』(監督デヴィット・ヴェント/製作国ドイツ)を観る。
《1945年に自殺したはずのヒトラーが、2014年のベルリンにタイムワープし、その卓越した話術を活かしてテレビ番組のスターになる》というお話。(2012年、ドイツでベストセラーになった風刺小説『帰ってきたヒトラー』の映画化)
その荒唐無稽なストーリーに加え、所々に強烈なブラックジョークも散りばめられており、「傑作コメディ」(公式サイト)と謳われているが、現実と虚構が不気味に入り混じった内容はすこぶる刺激的で啓発的。
その荒唐無稽なストーリーに加え、所々に強烈なブラックジョークも散りばめられており、「傑作コメディ」(公式サイト)と謳われているが、現実と虚構が不気味に入り混じった内容はすこぶる刺激的で啓発的。
終始一貫してヒトラーの言動と昨今のヨーロッパにおける難民排斥の動きを意識的に結び付けて描かれており、在日コリアンに対するヘイトデモなど固有の民族差別問題を抱える日本人の一人としても、とても笑って見ていられるような映画ではない。
そして何より恐ろしいのは、最初はヒトラーを笑っていながら、知らず知らずに彼の話術に引き込まれ、「イエスか、ノーか」を迫るその言動の明快さに、どこか共感してしまう人々(&自分)がいること。
8月7日(月)
東京は今年一番の暑さ(37.7℃)……駐輪場もうだる様な暑さだったが(精算機の裏側にある温度計の針はなんと44℃!)、リオ五輪の真っ最中ということもあり利用者は少なめ。その分せわしく動き回ることもなく仕事的にはラクな一日だったが、やはり猛暑の中で働いた影響か、夜になってどっと疲れが出た。リオ五輪もそこそこに早目就寝。
8月8日(火)
午前10時半、建築家のIWAMAさん来訪。(わが家も築10年を越え、排水系統等に問題が出てきたため、その点検・確認をお願いした)
その時間、テレビでは丁度、日本VSコロンビア戦の真っ最中……Iさんも私も大のサッカー好き。屋内外の気になる所を確認していただいた後は、二人で缶ビール(ロング缶3本ずつ)を飲みながらワイワイ楽しくサッカー観戦。
結果は2:2の引分けだったが、藤春の衝撃的なオウンゴールで2点差がついた試合を、浅野と中島の見事な2発で追いつくというスリリング&エキサイティングな展開に、ほろ酔いな二人も大興奮。試合後の気分もまずまずだった。
サッカーのあとは久しぶりに映画談議……『恋人たち』を凌いで“本年度ベスト1!”とIWAMAさん大絶賛の『シン・ゴジラ』(脚本・編集・総監督/庵野秀明)は、ぜひ観に行かないと。
ちなみに、宣伝ポスターのキャッチコピーは、「現実対虚構」(ニッポンVSゴジラ)……う~ん、そそられる。
酒の酔いが回った午後は、畳の上でぐっすり昼寝。夜はリオ五輪のハイライトを見ながら就寝。
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