2015/03/24

マキさんを聴く日


今日は朝から冷たい風が吹いている。でも、頭の中は無風状態。(ぼんやりと先行きのことなど考えていたが、憂鬱になりかけ思考停止)

ふと思い立ち、階段箪笥の中から古いレコードを取り出した。(家にプレーヤーもないのに)

タイトルは『裏窓』。5年前、突然この世から去った歌手・浅川マキの名盤……

その中に大好きな歌がある。映画『新・仁義なき戦い 組長の首』(1975年)の中でも流れていた『町の酒場で』(浅川マキ作詞・作曲)という曲。

その曲にまつわる遠い日の苦い思い出もあるが、それはさておき、昔からマキさんの唄を聴きたくなる時は、大概、悲しみからも歓びからも遠く離れているような自分を感じる時……(心が風邪をひいている時とでも言おうか)。といって、彼女の唄で気持ちを鼓舞されたり、癒されたりしたことはない。ただその声の沁み渡る優しさが、虚空に一点だけ光る道標のように思えて胸が熱くなってくる。




町の酒場で
酔いしれた女に
声をかけてはいけない
どんなにあなたが淋しい時でも
昔あなたが
恋したひとに似ていても
声をかけてはいけない♪

今日も、なんだか、胸が熱い。

その勢いで、もう1……『あたしのブギウギ』(作詞:成田ヒロシ 作曲:南正人)。当然、マキさんの唄はイイが、成田ヒロシの詞がまたイイ!




ひとりぼっちが やり切れなくて
お酒飲んで ほれほれろ
ブギとブスとを聞き間違えて
あんた あたしを笑ったね
つれない素振りに
あたしは惚れて
なんども なんども 振り向いた
あたしのブギウギ

淋しそうだね 旅に出ようと
声をかける 男はみんな
風に吹かれて どこかへ消えた
ほんとは あたしは 抱かれたかった
つれない素振りに
あたしは惚れて
なんども なんども 振り向いた
あたしのブギウギ

何処かそろそろ 落ち着こうかと
小さな夢を 小出しに出して
歩き疲れた 夕焼けのした
いまじゃ みんな 嘘みたい
つれない素振りに
あたしは惚れて
なんどもなんども 振り向いた
あたしのブギウギ




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