週明け、8日のフィギュアスケートGPシリーズ第3戦・中国杯での羽生結弦選手の件が、新聞・テレビを賑わせていた。
競技終了後、ツイッターなどインターネット上では「日本の誇り」「感動した」などという声が相次いだそうだが、何でもかんでも感動すりゃあイイってもんじゃない。あの異様な光景を目撃した後で、よくそんなことが言えるなあ……と思う。(さては、この国には「感動したい病」でも蔓延しているのだろうか?)
また、負傷しながらも演技を続行した羽生選手の“闘う姿勢”を「真のプロフェッショナル」と称える声も聞いたが、予期せぬ状況でも精神をコントルールし、肉体的コンディションを正しくジャッジする冷静さを持っているのが本当のプロフェッショナル(のはず)。詳細な検査も受けず、頭に包帯を巻き、顎に絆創膏を貼った痛々しい姿で、華やかな競技のリンクに立つべきではない。自分の逸る気持ちを抑えて無謀な行動を慎むのが世界トップの選手として取るべき態度ではなかっただろうか……
と、かつて単細胞の元首相が「感動した!ありがとう」と称えた「貴乃花VS武蔵丸」戦後の貴乃花の姿&世間の反応と(右膝の亜脱臼で全治2か月の負傷者と戦わされた「武蔵丸」が気の毒だった)、今回の羽生選手の姿が重なり、テレビを観ながら「棄権しなきゃダメ!」と声を発し、完全に引いてしまった私だが、そんな中年男の反応はさておき、彼に憧れる子供たちにも、間違ったメッセージを送ってしまったような気がして殊更残念に思う。羽生結弦の傑出した才能に感嘆し、その演技に魅了されてきた一人として、あえて苦言を呈したい。
また、負傷しながらも演技を続行した羽生選手の“闘う姿勢”を「真のプロフェッショナル」と称える声も聞いたが、予期せぬ状況でも精神をコントルールし、肉体的コンディションを正しくジャッジする冷静さを持っているのが本当のプロフェッショナル(のはず)。詳細な検査も受けず、頭に包帯を巻き、顎に絆創膏を貼った痛々しい姿で、華やかな競技のリンクに立つべきではない。自分の逸る気持ちを抑えて無謀な行動を慎むのが世界トップの選手として取るべき態度ではなかっただろうか……
と、かつて単細胞の元首相が「感動した!ありがとう」と称えた「貴乃花VS武蔵丸」戦後の貴乃花の姿&世間の反応と(右膝の亜脱臼で全治2か月の負傷者と戦わされた「武蔵丸」が気の毒だった)、今回の羽生選手の姿が重なり、テレビを観ながら「棄権しなきゃダメ!」と声を発し、完全に引いてしまった私だが、そんな中年男の反応はさておき、彼に憧れる子供たちにも、間違ったメッセージを送ってしまったような気がして殊更残念に思う。羽生結弦の傑出した才能に感嘆し、その演技に魅了されてきた一人として、あえて苦言を呈したい。
で、羽生くん絡みのモヤモヤ気分は、日曜の『ごめんね、青春!』でスッキリ解消。名言、迷言飛び交う中で、とりわけ輝く「満島ひかり」……今回も出ましたキレッキレの名セリフ「人生は一度きりなんです!ガッついていこう!」
※今夜は、池袋『酒菜屋』で友とサシ飲み。「人生は一度きり!落ち着いて飲もう!」
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