2013/08/16

夏の夜の夢&ウルグアイ戦



この暑さの所為か、妙な夢を見た。

私が居る場所(夢の中で)は見知らぬ会社のオフィス、30年近く着たことのないスーツ姿でデスクに座っている。するとTBSの人気ドラマ『半沢直樹』にオネエキャラの国税局統括官役で出演している「片岡愛之助」が、いつの間にか傍に立っていて「ねえ、休みはいつとるの?ワタシは今週と来週の木・金・土……ダブらないようにしてね」とドラマのままの口調で話しかけてきた。だが、デスク脇のカレンダーを見ても彼とダブらないで休めそうな週末が見当たらず「それなら私は9月に入ってから休みます」という風に言葉を返した所、「ダメよ、夏休みなんだから。今月中にとってね」と無慈悲に言われ、あっさり撃沈。「じゃあ、どこで休めばいいんだよ!?」と少し憤りつつ思案しているうちに意識が遠のき、暑苦しくなって目が覚めた……というもの。

別に仕事が忙しいわけでも、片岡愛之助が好きなわけでも、もちろんオネエキャラでもないのに、なぜこんな夢を見たのだろう?そもそも「自由業」の私に夏期休暇は無縁だし(逆に毎日が夏休みのようなもの)……と、しばし考えて、ふと思った。コレは、空白の多い自室のカレンダーを何がしかの予定で埋めたいという願望の裏返しかもしれない。
というわけで、そろそろ飲み会の計画でも立てて友人たちに発信しようかなあ、と思っている次第。(とりあえず明日の土曜は、高校時代の部活の仲間4人で暑気払い)

さて、ウルグアイ戦……
一昨日、ザック・ジャパンが守りのミス&弱点を露呈し4:2で敗れたことによって、各スポーツ紙&ネット上では代表メンバー(特に吉田麻也)や監督に対するダメ出しと批判の声が噴出しているが、個人的にはザック采配に疑問はないし、内容的にもそれほど酷いゲームだったとは思っていない。寧ろ、親善試合としてはかなりガチな戦いで、ピンチもチャンスも多くスリリングで目の離せない好ゲームといった印象。岡崎、本田、香川を中心に、日本の攻める姿勢も最後まで貫かれていたし、「厳しい戦いが唯一の成長手段」というザックの言葉どおり、再度チームの課題を把握し、新戦力(柿谷、山口、豊田)との融合を図る上でも、そのきっかけとなる有益な試合だったと思う。

もちろん、ミスを突かれての完敗という結果は残念だが、相手は強豪ウルグアイ。世界ランク12位の“格上”であり、スアレス、フォルラン、カバーニ(今回は出場せず)というワールドクラスのFWが3人もいて、近い将来、ブラジルやスペインとも肩を並べる可能性の高い強力なチーム(W杯に出場できれば、優勝候補の一角に入るのでは?)。敗戦を嘆くより、この時期に、こういうレベルの相手と戦えたことを歓ぶべきであり、あまり悲観的になる必要はない。

ただ、個の力では世界に対抗できないという現実は直視しなくてはいけないかも……ウルグアイ代表のスアレス(リヴァプール)のように「一人で試合を変えられる選手」が日本にはいないのだから(本田や香川はそれを目指しているように見えるが)、今後は組織プレーの質の向上が第一。個のレベルアップと同時に組織的連動性を一層重視し、チームとしてのプレースピードと運動量をもっともっと高めてほしいと思う。


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