2012/07/24

イチロー電撃移籍



 昨日、耳鼻科に行って抗生剤を貰ったお陰で喉の痛みは大分緩和されたが、熱の余波なのか、口内炎ができて舌先がヒリヒリする。物を食べると痛いし、当然、酒類も自重しなくてはいけないのでメシの時間が楽しくない。2、3日の我慢だと思うが、この暑さの中、夕食時にビールすら飲めないのは、何とも淋しい気分。
自然治癒を待つしかないか……と諦めかけたが、以前に使っていた「ケナログ」が少し残っているのを思い出し、早速、塗ってみた。柔らかい粘土のように舌先で固まり患部を保護する感じで、やはり効きそう。これなら明日あたりには大分良くなっているはずと、気持ちが少し明るくなった。
口内炎にはケナログ、これ最善。

さて、今日は朝からビッグニュースが飛び込んできた。イチローがマリナーズからヤンキースへ移籍するという。まあ、ヤンキース移籍の話は今に始まったことではないが、それでも「梅ちゃん先生」から「とくダネ!」にチャンネルを変えるくらいの衝撃はあった。
で、良いニュースか悪いニュースかと言うと、イチローにワールドシリーズの優勝リングを勝ち取ってほしいと思っている私にとっては嬉しいニュース。11年間マリナーズにいて、個人としては偉大な記録(10年連続年間200本安打など)を残したが、チームとしてはリーグ優勝もワールドシリーズ進出もゼロ。チームの優勝に貢献したいという思いが、人一倍強いイチローが“新たな刺激を求めて”ヤンキース移籍を望んだのは当然のことだと思うし、ファンの一人としてその決断を支持したい。(もう個人レベルの記録は十分、今後は「優勝への貢献」という別次元での活躍を!)

ただ、記者会見は不思議(&疑問)……前半がマリナーズ主催の「お別れ会見」、後半がヤンキースのジラルディ監督を交えての「入団会見」という、日本ではあまり観た事のないもの。それ故、前半のイチローは妙にカタイ、というか悲しそうで、見ているコチラも緊張しつつ心配になってしまった。マリナーズのファンに惜別の思いを伝えたいという気持ちは分かるが、ヤンキースのチームメートやファンから見れば「ウチらのチームに来るのが嬉しくないの?」という感じではないだろうか。今まで十分にマリナーズに貢献したのだし、もっと胸を張って明るく前向きにファンに別れを告げても良かったのでは……と、少し残念に思う。後半の会見で「ヤンキースに行ったら、ジラルディ監督のように会見上手になりたい」と言っていたように、今後は英語でのスピーチも含め(やはり11年もアメリカにいるわけだし)、もっとアメリカの野球文化に馴染むような会見をしてほしいもの。日本球界はもとよりメジャーの歴史に残るような偉大な選手なのだから、時折見られる禅問答のような受け応えは日本の記者向けで十分だと思う。

ところでレイズの松井は?打率147……う~ん、心配だ。

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