2019/02/15

最近気になったニュース①




先日(12日)、ネットでこんな記事を目にした。

《俳優の斎藤工(37)が12日、都内で行われた「ベストフンドシストアワード2018」受賞式に登場し、主演映画『麻雀放浪記2020』(4月5日公開)が“公開危機”に陥っていることを明かした。国会議員の麻雀議連(自民党有志により結成)限定試写を行った際、東京五輪が中止となる映画の設定にクレームが入ったという。》 
(「ベストフンドシスト…」はさておき、映画『麻雀放浪記2020』はその経緯を踏まえ、今後は、マスコミ向けの試写は行わない方針。斎藤工の言によれば「設定自体がお叱りを受けています。試写をしてしまうといろんな指摘を受けて、(公開予定が)ゼロになる可能性もあるので、強行していきたいなということですよね」とのこと)
それに関してツイッター上では「誰だフィクションの映画にクレームつけて公開を妨害している国会議員は? 」「映画の中で東京五輪中止を描いたから公開中止なんて中国じゃあるまいし、ありえない。」等々、著名人をはじめ“国会議員による表現弾圧”に多くの抗議の声があがっていた。

当然、私も瞬時にそれらの声に同調したい気分になったが、「ちょっと、まてよ?」と、少し冷静になって考えてみると、どうも裏がありそうな気がしてきた。
まず、映画のタイトルからして「東京2020」に対抗している(喧嘩を売っている?)のが見え見え。しかも、監督は日本ノワール復活の旗手と目される「白石和彌」――
政治の世界に例えると“反体制・武闘派”と呼んでもいい彼が“国会議員のお叱り”ごときに易々と屈するはずもないし、その前に“麻雀つながり”とはいえわざわざ(文句をつけるに決まっている)自民党の国会議員に限定して試写を行ったのも妙な話。(端からクレームを想定して…と言うより、敢えてクレームを促したいがためではなかったか?)

とすれば、コレは「クレーム」という圧力があったことにより(圧力というほどのものだったかも疑問だが)「体制側に不都合な映画」というイメージを醸成し、「公開中止」をにおわせながら作品への興味喚起を図るという、よく練られた新手の炎上商法ではないか?……(というのが私の“読み”)。
だって、参院選を間近に控えた国会議員たちが、コアな映画ファンが好みそうな作品の公開に圧力をかけて中止に追い込んだ所で、その“表現弾圧”をあちこちから非難されるだけで、なんの得もない。また、五輪どころか東京全体が壊滅寸前になった『シン・ゴジラ』でさえ堂々と公開され大ヒットを記録したわけで、「東京五輪中止の設定で公開中止」なんて、普通に考えてありえない話。(もし、本当に公開中止に追い込まれたとしたら、それこそ「日本死ね」ということだが)
単に、私を含め多くの反安倍リベラリストたち(?)が、白石和彌と斎藤工の巧みなPR戦略に乗せられているような気がするのだが…

というわけで、何だか色々楽しみだなあ~『麻雀放浪記2020』。



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