短期燃え尽き症候群……とでも言おうか。撮影も終わり、コピーもすべて書き終え、気分よく休める一日のはずが、この一週間の疲れがドッと出た感じで体も心も妙にダルかった。
そんな日曜の昼前、デザイナーのueちゃんから分厚い宅急便が届いた。
中を開けると、「ひまになったら読んでください」というメッセージと共に、「徘徊タクシー」「幸福な絶望」「独立国家のつくりかた」「隅田川のエジソン」「現実脱出論」「ズームイン、服!」の計6冊、坂口恭平(建築冒険家・作家)の本が入っていた。
早速、お礼の電話を入れると、またまた耳よりな話……長野に住む友人のMOTOMI嬢が、
「惚れちゃうくらい、感動し、揺さぶられた」人物がいるとのこと。
「惚れちゃうくらい、感動し、揺さぶられた」人物がいるとのこと。
その後、「個人と戦争 横浜デモクラシー道場」という講演会の動画アドレスと共に、M嬢のメールが転送されてきて、その人の名がはっきりした。
現・東京外語大教授で「紛争解決請負人」兼「ジャズトランぺッター」の伊勢崎賢治さん。
(TBSのサンデーモーニングにも時折コメンテーターとして出ているので、その顔には馴染あり。昨夜もBS朝日の「いま世界は」で危険度が増すコンゴPKOについて語っていた)
(TBSのサンデーモーニングにも時折コメンテーターとして出ているので、その顔には馴染あり。昨夜もBS朝日の「いま世界は」で危険度が増すコンゴPKOについて語っていた)
「真の勇者」と宮台真司(社会学者)が呼ぶだけあって、その言葉は鋭く、力強く、リアルで、優しい。(宮台真司曰く、「真の勇者とは、自らよりもむしろ、みんなに
勇気を沸き起こさせる者である」)
究極の国防とは「敵を減らすこと」……戦後70年、国防をアメリカに任せながら平和を維持してきた日本だが、彼の言葉を指針に「武装なき集団的自衛」の道など、これからの日本の平和主義と安全保障を考えていくことが、「憲法9条」の精神を尊く思う私のような「護憲派」にも求められているのだと思う。
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