仕事が片付いた週末は、ふらっと近くに出かけて映画でも観るのが一番(天気もイイし)。ただ、そこそこ気分がいい日にベタな感動系やシリアス系は避けたいもの。東中野の「ポレポレ」でドキュメンタリーも悪くないが、できれば終始気楽なほろ酔い加減で楽しめるヤツがいいなあ……と、隣駅のTジョイで『深夜食堂』を観てきた。
意図せぬ流れで、先週の新大久保・新宿百人町辺り(「さよなら歌舞伎町」)から歌舞伎町ゴールデン街(「深夜食堂」)へ、シネマ的ハシゴをしたわけだが、脚本・音楽・俳優・ロケーション、すべてに文句なしの鉄板ドラマのお陰で、エンドロールが流れる頃にはほろ酔いどころかすっかり酩酊気分。
「できるものなら何でも作るよ」……お馴染みの台詞と曲が流れるオープニングからラストまで中弛みもせず、時折“我が意を得たり”のニンマリ笑い状態で、気持ちよく楽しませてもらった。
「できるものなら何でも作るよ」……お馴染みの台詞と曲が流れるオープニングからラストまで中弛みもせず、時折“我が意を得たり”のニンマリ笑い状態で、気持ちよく楽しませてもらった。
これまでTVドラマの劇場版はほとんどパスしていた私だが、コレは別格。テレビで観ても映画館で観ても「深夜食堂」は「深夜食堂」。その漂う情感に変わりなし。やはり、いいものはいいのだ! と、「めしや」のマスター、小林薫の顔と懐かしい「ナポリタン」の味を思い浮かべながら、フラフラと家路についた次第。
にしても、オープニングのあの曲が流れてくると、なぜいつも胸がジーンとなるのか……
www.youtube.com/watch?v=NTwtOC7JMZ8
多部未華子、なかなかいい女優になってきた。
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