2014/07/08

最近のあれこれ①W杯



6月中に入るはずだった仕事が、2本とも7月中旬以降にずれこみ、家事と猫の相手以外は、ほぼW杯中心の毎日になってしまった。(映画は週1ペース、TVドラマは週2、3本)

さて、そのW杯。日本は、ザック退任後、その後任として元メキシコ代表監督「ハビエル・アギーレ」の名前が挙がるなど、早くも次のロシアに向けて動き出しているが、ブラジルはいよいよクライマックスに突入。明日から準決勝を戦うベスト4が出そろった。その顔ぶれを見ると、大舞台での勝ち方を知っている強豪チームが生き残った感じで、何の驚きもないごくごく順当な流れ……もちろん、それ自体は悪くないのだが、お互いの持ち味を駆使しての好ゲームを期待していた身としては、準々決勝4試合が思いのほかアレレ?な内容で少しガッカリ(特にアルゼンチン)。
「ジャイアントキリング」を予感させる激闘が続いた決勝トーナメント1回戦の8試合が面白すぎたせいもあるが(特にチリ!)、ゴールキーパーの活躍以外あまり見どころのない消耗戦は、今後のサッカートレンドを確かめる上での参考にもならず、かなり興醒めで楽しくはない。

負ければ即敗退のノックアウト方式で、何より勝利を優先するのは分かるが、相手の長所を消すことばかりに執着し(オシムさん風に言うと「破壊的スタイル」への執着)、自分たちの特長を生かした創造的スタイルを追求しないサッカーに、どんな未来があるのだろう? 
と、大会のヒーロー探し(&ヒーロー対決)に躍起となっているメディアの盛り上げ方に冷めた視線を投げながら、若干ネガティブな感想を持ってしまうが、まさかW杯がこのまま「破壊的スタイル」同士の戦いで終わるはずがない! ぜひ、準決勝と決勝は創造的スタイルで雌雄を決する好ゲームを期待したい。
(ネイマールの負傷は残念だが、逆にこれまで彼に依存するあまり停滞していたブラジルの中盤が激変し、失われていた魅力的なサッカーの片鱗を見せてくれるかもしれない……という期待もある

 

 

 

 

 

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