2014/05/03

ラストデイズ



きのう5月2日は、2009年に58歳でこの世を去った忌野清志郎の命日。

10時からNHKでやっていた「ラストデイズ 忌野清志郎×太田光」を観ながら、私は、青山葬儀場に続く弔問の長い列の中で、ノドの渇きに耐えながら、「ウソだろ、キヨシロー」と、ひとり天を仰いでゴチていた5年前のあの日を思い出していた。まだ5月(9日)というのに汗が首筋を流れ落ちる暑い日だった。

反原発ソング「サマータイム・ブルース」や、発売中止になった「COVERS(カヴァーズ)」の原型となった幻のテープも紹介された番組には、太田光と言葉を交わす、盟友・チャボ(仲井戸麗市)の変わらぬ姿もあった。

もし「清志郎」が生きていたら、いまの日本にどんなメッセージを送るのだろう。今日は憲法施行から67年目の、憲法記念日……ふと彼の「夢」を思い出した。

俺には、夢があるんだ! 
それは、この世界中から、
戦争が無くなること、
それが、俺の夢です。 

生きている限り、私も、その夢を共有したいと思う。



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