11月1日(火)
W杯サッカー日本代表選出。
FW大迫、MF原口が選ばれなかったのは意外だったが、その他は概ね予想通り。コンセプトは「堅守速攻」(かな?)…日本の持ち味であるスピードを最大限に活かして戦うという姿勢がはっきり見てとれる人選(ドイツ相手に力勝負では到底かなわないわけで…)。代表監督として森保一を高く評価しているわけではないが、今回は腹を括ったなあ…と、その覚悟のほどを若干見直した。開幕は11月20日、日本VSドイツは11月23日。当然、楽しみにしているし、頑張って欲しいと思う。(正直、圧倒的にフィジカルが強く、しかも前線にスピード&決定力のあるFWがいるドイツに勝てる気はしないが、今のスペインなら何とかなるのでは?と思うし、コスタリカとは互角の勝負ができるはず。ぜひ、グループリーグ突破を!)
で、メンバー決定後、MF田中碧のこんなコメントを目にした。「国のために最善をつくす」……う~ん、そうじゃなくてさあ。自分とチームのために最善を尽くし、その上で我々を喜ばせてほしいんだよね。
P.S.
《ワールドカップ 人権問題に抗議 "好ましくない" 田嶋会長 》
「11月22日、カタールでの人権問題に対しさまざまな抗議の動きが 出ていることについて日本サッカー協会の田嶋幸三会長は「今サッカー以外のことでいろいろ話題にすることは好ましくない」などと話した」(NHK)
カタールのワールドカップ関連施設建設における移住労働者への搾取及び奴隷的な労働(酷暑での長時間労働等)により死者数が阪神大震災並に出ていると言われている。それに加えて性的マイノリティに対する人権侵害も問題となっている中で(中東の保守的な社会に、いきなり欧米流の自由と平等を持ち込んでも「異文化の押し付け」にしか見えないだろうし、中々デリケートで難しい問題だとは思うけど…)、この発言。
https://rollingstonejapan.com/articles/detail/38737
現状、イングランドやドイツ、オランダ同様、中東の地で我が日本代表も抗議行動をとるべきとは私も思わないが、「今はサッカー以外のことを考えるな」などと、未だに選手をスポーツ馬鹿の世界に閉じこめ、FIFAの金権体質や商業主義、ひいては社会の歪みや不正に無知のままが一番だと指導するようなリーダーは、日本サッカー発展の妨げになるだけ。即退陣!が妥当。
JFA(日本サッカー協会)にしろJOCにしろ、いつの間にか拝金主義にまみれた人権意識の低い連中が、日本のサッカー及びスポーツをつまらなくしているわけで……技量のみならず、頭の中も21世紀仕様にアップデートしないと、世界の潮流から取り残されるだけ。この期に及んで「人権とスポーツを切り離して考えるべき」などと宣う人も即退場!レベル。
11月9日(水)
70歳の誕生日。MIYUKIさんとウエちゃんからカッコいいプレゼントが届いた。
11月10日(木)
TOHOシネマズ池袋で韓国映画『犯罪都市 THE ROUNDUP』(監督:イ・サンヨン/2022年製作)を鑑賞。(警察と韓国ヤクザ、中国マフィアが繰り広げる三つ巴の抗争を描いたクライムアクションムービー)
『新感染 ファイナル・エクスプレス』で一躍世界に名をはせたマ・ドンソクと、ドラマ『サバイバー 60日間の大統領』『私の解放日誌』での好演が印象的だったソン・ソック。私の好きな韓国俳優二人の初共演ということで、劇場公開を心待ちにしていた作品。期待通りの面白さだった。(とりわけ「ソン・ソック」!…異色の経歴、抜群の存在感。いま私的に一押しの韓国俳優)
映画の後は、池袋西武の三省堂でイギリスのミステリー作家アン・クリーヴスの『大鴉の啼く夜』(創元推理文庫)を購入。
(いまは未だ、亡き友を弔うミステリー小説の旅の途中)
ミステリー…とりわけ海外の小説を好んで読んでいた「マサヒロちゃん」が生前に勧めてくれた本はすべて読む!と決めてほぼ半年。彼イチ押しの『ミレニアム』(スティ―グ・ラーソン著/ハヤカワ文庫)は1~4まで読み終え小休止。『特捜部Q』(ユッシ・エーズラ・オールスン著/ハヤカワ文庫)はシリーズ1~4及び最新作のシリーズ第8弾「アサドの祈り」を読了(残り3作)。というわけで、思いのほか“長い旅”になってしまったが、その道すがら「頭の良くて独特の雰囲気のあるヤツだった」「やさしい男だったなあ」と、彼を思い出してジンワリ温かい気分になることも度々。すべて読み終えるのがいつになるのか分からないが、早く読み終えたいような、読み終えるのが勿体無いような(小説自体どれもこれも“超”がつくほど面白いし)……何だか不思議な旅になってしまった。
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