2019/10/01

最近のあれこれ①(新しい仕事)




まずは、一昨日の「いだてん」(NHK8時)、田畑政治(阿部サダヲ)が嘉納治五郎(役所広司)に対して発したセリフから。

「こんな国でオリンピックやっちゃあ、オリンピックに失礼です!…今の日本はあなたが世界に見せたい日本ですか」

関電役員の金品授受(原発マネーの不明朗な還流)、愛知トリエンナーレ「表現の不自由展」への補助金不交付(明確な検閲&税金の私物化。今すぐ辞めろ、萩生田っ!!)、N国党首による「とりあえず虐殺しよう」発言(&それを強く批判しないメディア)、大惨敗の「日米貿易交渉」(ウインウインじゃなく、ワンワンの関係と揶揄する声あり)、消費増税の陰で純利益1兆円の企業(ソフトバンク)が「法人税ゼロ」……等々。ニュースを見るのが嫌になる日々が続いている。(朝、時計がわりに観ていた「あさいち」も、不愉快になるのでほとんど観なくなった。BSで「関口知宏のヨーロッパ鉄道の旅」を観ている方が遥かに気分良し)

ホントに底が抜けちゃった感じだね、この国は。

さて、「最近のあれこれ」……新しい仕事(証明写真機のメンテナンス業務)に関して。

8月後半から9月半ばにかけて行われた5日間の「同行巡回(実地研修)」も何とか無事に終了。10月中に「担当するエリアの引継ぎ(全部で1012台を受け持つ予定)及び研修」を経て、11月中旬「本契約」となる運び。

で、研修前は「単純軽作業」だと思っていたが、見ると聞くとは大違い。思いのほか頭も体も神経も使う仕事で、少しびっくり。例えば巡回・集金・納金の状況を逐一、本部から支給される「iPad」に書き込み報告・情報共有する必要があるとか、写真機を設置している場所(大手コンビニ、大型ストア、大学・専門学校、駅構内など)それぞれの契約により納金比率が異なるとか、機械の不具合・故障(ストロボやパソコンの交換など)の際は、巡回予定日以外でも工具持参で駆けつけなくてはならないとか(当然、その分の作業費は別途加算されるけれど)……。
また、労働日数・時間も当初の目算とは異なり、1台につき月2回~4回の巡回で12台を受け持つとなると、週2日~3日、15時間程度は働く必要がある。
1台当たりの作業時間は30分程度だが、「西武池袋線・新宿線エリア」と一括りに言っても、駅から遠い場所に設置されている写真機もあるし、11台の距離が離れているため、移動に時間がかかる。その上、本部から受け取るメンテナンス料には交通費も含まれているので、電車・バス利用はなるべく避けて歩くとか、近場なら自転車で回るとか、出費を抑えながらいかに効率よく回るかが、仕事を続ける上で最も重要なポイントになりそうだ)

と、いろいろ考えると、あまり高齢者向きとも自分向きとも言える仕事ではないように思うが、都内で同じメーカーの写真機のメンテナンス業務に携わっている20人ほどの半分は50代~70代の男性とのこと。(もう半分は3040歳代の女性。自宅に近いエリアで働くことが可能な上に、自分の裁量で働く曜日・時間を決めることができ、尚且つ職場での人間関係に煩わされることもない…という、他職種の派遣やパート労働にはない利点があり、フリーランスの方はもちろん、子育て中の方や専業主婦の方にも「もってこい」の仕事。「定着率」も高いそうだ)

というわけで、労働内容に比して対価が低いのは気になるが、“労働の自由度”が高く、対人関係でストレスが溜まるような仕事でないことは確か。体力的にいつまで続けられるか分からないが、この歳で新しい仕事に就く緊張感を味わうのも悪くない…と思い「しばらく頑張ってみよう」と決めた。

P.S.
今日(1日)の夕方5時過ぎ、動物病院のドクターから、先週末にお願いした愛猫ジャックの「健康診断(血液検査)」の結果を知らせる電話があり、「腎臓・肝臓等には何の問題もなかったが、猫白血病ウイルス検査が陽性だった」とのこと。

瞬間、頭の中が真っ白になり、しばし呆然……
子猫の時からずーっと家の中で暮らしているのに、なんで?と思ったが、「(野良だった)母親から感染した可能性が高い」という返事。だとすると、7年もの長い間、それらしき症状を発症することなく私たちの傍で元気に生きてくれているという、この今、その時間が奇跡のようなもの。
感染という事実は事実として受け止めながら、より一層、ジャックの存在、その生きる姿が愛おしく、有難く思えた。

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