先週の木曜(11日)、約2年半ぶりに陽水のライブに行ってきた。
メンバーは、私とツレと義姉のMARIKOさんの3人。会場は渋谷から三軒茶屋方面にバスで約10分の「昭和女子大 人見記念講堂」。
開場18時10分。7割方中高年の男女で占められた会場内には、ファッションデザイナーのドン小西氏の姿もあった。(並んで座っていた熟年女性共々、流石のファッションセンス!)
開演18時40分。演出効果を高めるスモークが漂う中、陽水登場……オープニングは《僕はなんだかこの頃とっても妙だ/二人きりでも一人になってるようだ/使いならした日本語も/覚えかけてた計算も/君のことまでそのうちに忘れそうだ/その訳がわかるまで そのままで/ただ待ってておくれよ今日は/Ah~誰かさん Ah~誰かさん》というシュールな歌詞を伸びやかなボーカルで聴かせてくれるノリのいいナンバー「この頃、妙だ」。
その後、アップテンポの2曲を挟んで「青空、ひとりきり」「Tokyo」「移動電話」「5月の別れ」とお馴染の曲が続き(「移動電話」をライブで聴くのは初めて。ちょっと感激)、11曲目は《未来の あなたに/幸せを 贈る/記憶と 想い出を/花束に 添えて》と、しっとり聴かせてくれる極上のバラード「瞬き」(NHK『ブラタモリ』のエンディング曲。その前の「女神」はオープニング曲)。
そして、本編ラストは亡き筑紫哲也のNEWS23のエンディングを飾ったこともある「勝者としてのペガサス」……憂いを帯びた陽水の声が満員の講堂に響き渡った。
アンコール1曲目は「アジアの純真」。今まで座っていた観客も徐々に立ちはじめ、2曲目「夢の中へ」で総立ち状態に。(もちろん、私も立ち上がり、手拍子・拍手で掌が痺れるほど弾けてしまった)その鳴り止まない拍手の中、最後に陽水がプレゼントしてくれた曲は「夏の終りのハーモニー」。張り・伸び文句なしの素晴らしい声でしっとりと歌い上げ、「人見記念講堂」でのライブの幕を閉じた。
以下、当日のセットリスト。
01 この頃、妙だ
02 Pi Po Pa
03 フィクション
04 青空、ひとりきり
05 Tokyo
06 移動電話
07 5月の別れ
08 自然に飾られて
09 ワインレッドの心
10 女神
11 瞬き
12 ゼンマイじかけのカブト虫
13 心もよう
14 Just Fit
15 リバーサイドホテル
16 つめたい部屋の世界地図
17 限りない欲望を
18 氷の世界
19 勝者としてのペガサス
アンコール
アジアの純真
夢の中へ
夏の終りのハーモニー
※明日(17日)は朝から「明石」で制作会議。“前泊”の今夜は、共に会議に出席する友人で経営コンサルタントのY君と(ほどほどに)呑む予定。なので、もうすぐ家を出ます。
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