5月16日(火)
出張打合せのため、12:50分発の「のぞみ」に乗車。新大阪で神戸線・新快速に乗換え明石→舞子へ。送迎バスに乗り、明石海峡大橋&瀬戸内海が眼前に広がるホテル舞子ビラに着いたのは17時頃だった。
18時半、翌日の会議に同席する経営コンサルタントのY君到着。フロントで待ち合わせ、ブラブラ歩きながらその夜の酒場『KANADE
BISTRO il Carneria』(カナデ ビストロ イル カルネリア)へ。
神戸らしい洒落た雰囲気のワインバーだが、料金はいたってリーズナブル。シェフがおまかせで出してくれるイタリアン風の串焼きが実に美味い。おかげでワインを呑みすぎ店を出るころにはほぼ酩酊状態。「もう一軒!」というY君に付き合いはしたものの、何を飲んで、何を食べたか、ほとんど記憶なし。
深夜2時半、つけっぱなしのテレビの音で目が覚め、煌々と明かりの灯る部屋で暫し呆然。
17日(水)
5時半起床。熱いシャワーで意識をシャキッとさせた後、瀬戸内海を眺めながら朝食。
9時半、Y君と一緒にクライアントが差し向けてくれた車で「本社」へ。
到着後、旅館の宴会場のような広い和室(遠方からの来客用に設けられた部屋らしい)に案内され、予定通り10時に制作会議スタート……クライアント側の参加メンバーは社長以下7人。
初めに企画内容(制作コンセプトおよび構成案)を説明し、それを基に意見交換を行う形になったが、ほぼ提案通りに方向性が決まり、細部を検討する作業を先方に委ねて12時前に閉会。
Y君共々帰路に就く。
初めに企画内容(制作コンセプトおよび構成案)を説明し、それを基に意見交換を行う形になったが、ほぼ提案通りに方向性が決まり、細部を検討する作業を先方に委ねて12時前に閉会。
Y君共々帰路に就く。
途中、午後の予定のない私だけ京都で下車。京都国立博物館で《開館120周年記念特別展覧会「海北友松」》を観る。(「特別展」は4日後の21日で終了のため館内は大混雑で入場規制中。待ち時間約30分)
海北友松(かいほうゆうしょう)は桃山時代の絵師。その当時、彼の絵師としての名声や評価は、狩野永徳・長谷川等伯についで、非常に高いものがあったそうだが、私同様、その名を知らなかった人は多いはず。でも、祇園近くの「建仁寺」大方丈障壁画の雲龍図(重要文化財)を描いた絵師だと分かった途端、既知の人物のように思えてくる不思議。その日の会場でも、思わず「スゲ~」と声が出るほど、その絵の迫力は圧倒的だった。(北野天満宮、勧修寺などの「龍図」のみを展示したエリアもあり、薄暗い室内に浮かび上がる幻想的な龍の姿に、暫し感嘆)
また、「野馬図屏風」「牧牛図屏風」など、400年以上も前に描かれたとは思えないほど斬新で自由な生き生きとしたタッチにも驚かされた。
そんな感じで1時間ほど鑑賞した後、出口で厚さ3㎝ほどの分厚い図録を購入。15時30分頃、その重さを腕と肩に感じながら京都を発った。
18日(木)
終日のんびり。
TSUTAYAで映画『怒り』をレンタル……原作にないエピソードも随所に散りばめられ見応え十分の一作。宮崎あおい&松山ケンイチ、妻夫木聡&綾瀬剛(のゲイカップル)、森山未来、広瀬すず、渡辺謙などなど、キャスティングも実に良かった。(特に綾瀬剛、人気が持続するのもナットクの演技力&乾いた存在感)
夜はNHK『SONGS』。オーディエンスの心を掴む歌唄い「竹原ピストル」の野太い声に琴線を揺さぶられ、若者たちが泣いていた。(やっぱいいね~、ピストル!)
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