今日の朝刊に「まるでバラエティー番組を見ているようだった」というデーブ・スペクター氏のコメントが載っていたが、私も同じような気分で昨日の証人喚問を見ていた。
その中身は概ね想定内という感じで、期待したような強烈な「爆弾」は飛び出さなかったが、腹をくくったようにスッキリした表情で話す籠池氏の「証言」は印象的で、ほとんど違和感を覚えることもなかった。特に多くの人が関心を寄せていた100万円の授受については、かなり具体的かつリアルに語られ、信憑性が高いのでは……という(勝手な)印象。
個人的に、籠池氏の思想・信条及び活動に何ら共感する点などないが、証人喚問を見ていた限り、生身の人間としての籠池氏は、デーブ氏のコメントにもあったように、良くも悪くも裏表のない正直な人だと思う。(むしろ、あまりに正直すぎるのでは?と感じたほど)
それより「バカじゃないの?」とイライラさせられたのは、思想的に籠池氏と近いはずの自民党「西田昌司」及び今や安倍政権の持ち上げ役と化した公明党の女性議員等、与党側の質問者の稚拙さ嫌らしさ(思わず「ガンバレ」と心の中で籠池氏を応援していた)……どちらが「不誠実」で「悪者」か、分かったものではない。
以上、しばらくは、「美しい日本」を作りたい人たちの、醜い足の引っ張り合いを楽しませてもらうことにする。
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