2017/03/08

「バカヤロー」&近況




馬鹿野郎 誰とはなしに言ってみる

1ヶ月ほど前、こんな句が「朝日川柳」に載っていた。

その頃「トランプ」「天下り」「共謀罪」「南スーダン」などが紙上を賑わせていたが、今も気分は、右に同じ。

「金正男(暗殺)」「豊洲」「森友学園」「ミサイル」「極右政党台頭」「原発避難いじめ」等々……日々、各メディアから発せられる嫌なニュースに、言い知れぬモヤモヤが募るばかりで「バカヤロー」以外の言葉が見つからない。

中でも「森友学園」。今どき園児に「教育勅語」を暗唱させる幼稚園&小学校って、なんなの?(その姿に感動しちゃう昭恵さんもかなりな“おバカ”というほかなし。まあ、類は友…ということか)

「教育勅語」が正しいと信じることも、その普遍性を主張するのも思想の自由に含まれることだろうが、戦前戦中の軍国主義教育の要であり、憲法の国民主権と対立し、教育基本法とも衝突するものを公教育の場に持ち込むのは、どう考えてもアウトのはず。国有地払下げ疑惑以前に、こんな学校が法人として認可を受けること自体まったく理解できない。

また、日教組の「偏向教育」を散々批判・抑圧してきた連中が、この学園の「偏向教育」を黙認どころか「素晴らしい」と絶賛していたのも笑っちゃうほど呆れる話……でも、「こんなのアリ?!」と本当に笑ってしまったのは、開校が危ぶまれている小学校の校歌として懐かしの歌謡曲『あゝ青春の胸の血は』がテレビから流れてきた時だ。さすが、大阪の右翼学校。
最早、テレビ的に「森友学園」はニュースではなくギャグになりつつあるのかもしれない。

さて、そんな諸々の「バカヤロー」を頭の隅っこに置きつつ、近況をサクっと。

今夜、デザイナーのフェアリーから送られてくるはずのデザインカンプをチェックして、仕事も一段落。(12頁の施設案内パンフだが、今回、表紙イラストはバイトの同僚でもあるNさんに依頼。長い間イラストの仕事がなく腕も感覚も鈍っているせいか、進行途中に見せられた絵はお世辞にも「良い出来」とは言えなかったが、フェアリーの的確なリードのお陰で、いい感じに仕上がった。Nさんも「やはり絵の事を考えている時間は楽しい」と久しく忘れていた感覚を味わっている様子。頼んだ甲斐あり)
来週、そのカンプをもとにクライアントと打合せ、早目に撮影を進行して、ゴールデンウイーク前に納品できれば……という感じ。(昨年末から続いている「明石」の仕事は、先方の事情で未だゴール手前)

そんなわけで、読書は進まず(『騎士団長殺し』残り400頁)、映画も2週間に1本程度(その代わりテレビはよく見ている)。
ここ最近は『ミス・ペレグリンと奇妙な子どもたち』(監督:ティム・バートン)、『愚行録』(監督:石川慶)、『バンコクナイツ』(監督:富田克也)を観ただけだが、いずれも当たり。特に邦画2作が面白かった。その感想は近々に。

 

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