2013/09/11

ザックジャパンVSガーナ代表



昨夜のガーナ戦。

来日メンバーに、エッシェン(チェルシー)、ポアテング(シャルケ)、アサモア(ユベントス)といったビッグネームを欠いたガーナ代表(日本代表で言えば、本田、香川、遠藤がいないようなもの)。当然ながら、多くのメディアは「2軍」という表現をしていたが、果たして本当にそうだろうか?と思い、一応数日前にメンバーをチェック……

ディフェンスラインはベスト8に進出した2010W杯からの主力であるメンサ(後半1分から出場)やフランスのレンヌでプレーするポエなどを配し、中盤は、昨夜の試合で先制点をあげた19歳のアチェアンポング(ベルギーの強豪アンデルレヒト所属)、FCポルト所属のアツ(21歳)をはじめスキルとポテンシャルを兼ね備えたヤングタレントが名を連ね、FWは昨季ガーナリーグの得点王オトー(21歳)やロシアの名門スパルタク・モスクワで主力を張るFWワリス(22歳)など、来年のW杯で現在の主力を押しのける存在になるかもしれない気鋭の選手揃い。これを「2軍」と簡単に言い切ってしまっては、わざわざ遠い国からやって来た対戦相手に失礼というもの。技術と身体能力の高さはもとより、その「若きガーナ代表」のポテンシャルを侮ってはサッカーを楽しむ目も曇ってしまう。加えて、ガーナはW杯アフリカ3次予選を10月に控えており、長旅の疲労があるとはいえチームとしてのモチベーションも高いはず。

というわけで、W杯を想定して戦うに相応しい相手を迎えてのホームゲームは、スピードVSフィジカルとでも言おうか、お互いの持ち味が発揮された期待に違わぬクオリティ。攻守の切り替えの早いスリリングな好ゲームとなった。
で、私が一番嬉しかったのは、興奮のあまり叫びながら思い切り両手を打った香川のゴール。フェイントで相手を交わし、キーパーの動きとコースを見切っての見事なシュート……新監督になってから、未だマンUで出場機会のない彼にとって、飛躍のきっかけになってほしいゴールだった。

結果的にも、コンディション面でのアドバンテージがあったにしろ3-1の勝利は文句なし!前半の精度を欠いた攻撃や相変わらず脆さを見せる守備など、まだまだ課題は残るが、勝利へのメンタリティ&攻撃のスピードと守備意識の向上は、現時点で十分に評価しうるものだし、香川・本田・柿谷の新トライアングルへの期待もますます高まってきた。

そして今日、《日本代表、1119日にブリュッセルでベルギー代表と対戦へ》というワクワクするニュースが……
ベルギー代表と言えば、アザール(チェルシー)、アフロのフェライニ(マンU)などのスター選手をはじめ、メンバーのほとんどがプレミアやブンデスで活躍する強豪チーム。W杯ヨーロッパ予選のグループリーグ1位突破も目前で、現在、世界で最も注目されている代表チームと言っても過言ではない。そういう相手とW杯前に敵地で戦えるのだから、テンションが上がるのは当たり前(それだけ日本代表も注目されているという証)。10月のセルビア、ベラルーシ戦で、しっかり課題に取り組みながらチームとしての連携を深め、ベストの態勢で挑んでほしい。


さて今夜は、新宿で今年2回目の中年男子会……日・月と少し熱っぽかったせいか、食欲もなく全身が“重ダル”状態でグダグダだったが、昨日の朝から飲み会に合わせるかのように急速に回復。でも、油断禁物、今日は飲む前に液キャベでも飲んで、酒も肴も控え目にしたい。否、する!


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