2013/06/15

「ボラーレ」気分で。



今日(14日)は打合せで(代理店のJINさんと仕事の話30分弱、サッカーの話40分強)、昨日は映画で、2日連続の池袋。

で、仕事のことはさておき、シネ・リーブル池袋で観た映画『ローマでアモーレ』(監督ウディ・アレン)……カンツォーネの名曲「ボラーレ(Volare)」で始まり、「ボラーレ」で終わる、ウディ・アレンらしい人生のペーソスが詰まったラブ・コメディ(雰囲気的に“艶笑喜劇”と書いた方が良さそう)だが、同時進行する4つのエピソードを緩みなくリズミカルに紡ぎあげる手腕は、“流石!”といったところ。私も様々に滑稽な恋愛模様を眺めながら「バッカだなあ、アイツ」などと胸の中で呟き、ゲラゲラ、クスクス笑いっぱなしの101分……
もちろん、キャストもほとんどが主役級というくらい豪華。特にセクシーと言うより“太っ腹(貫禄という意味で)”なコールガール役のペネロペ・クルスが圧倒的な存在感を醸し出す。(ムムッ、ソフィア・ローレンの域に近づいてきたか!?)

まあ、とにかく、内容的にもウディ・アレンにしては分かりやすく出来ているので、難しい話は抜きにして「ボラーレ!(飛べ!)」と頭の中で歌いながら、陽気な観光客気分でアレン流の人生讃歌を味わってみては?という映画だろうか。




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