7月3日(月)
証明写真機のパソコン交換のため臨時出動。交換及び設定作業は30分程で終わったが、交換前同様のエラーが発生。バックヤードと連絡をとりながら何度か回復を試みたが“問題解決!”とはならず、「対策を講じるので、今日の作業は終了してください」との指示を受け、機械を止め作業終了……暑くて狭い機内でアクエリアスを飲みつつ3時間超、ヘトヘトになりながら帰路に就いた。(結局、後日「本社営業が修理を行う」ということで、私はノータッチに。もちろん、それでイイのだ!!というかこの暑い中、熱中症リスクの高い年寄りに任せず最初からそうしろよ!って話。今後、長時間の作業が予測される出動は拒否するつもり)
7月7日(金)
久しぶりに「アップリンク吉祥寺」へ。主演のアンドレア・ライズボローが第95回アカデミー賞、主演女優賞にノミネートされた作品『To Leslie トゥ・レスリー』を観てきた。
(宝くじに当選して得た高額賞金をすべて酒に注ぎこみ、あっという間にホームレス状態になったシングルマザー「レスリー」の“転落から再生”への物語……)
ストーリー自体には特に新味を感じないが、観終わった後「世の中、そう捨てたもんじゃないよね」と思わせてくれる秀作(ラストで涙する人も多いのでは?)。とにかく、主人公レスリーを演じるアンドレア・ライズボローが驚くほど素晴らしい。その演技を、ケイト・ウィンスレット、グウィネス・パルトロウ、ケイト・ブランシェットなど、名立たる女優たちが絶賛するのも納得。流れるカントリー・バラードも心地よく沁みた。
帰りは、練り物で有名な「塚田水産」に立ち寄り、玉ねぎ・いかげそ・しょうが等を晩飯用に購入。夜はその練り物&ビール。
7月14日(金)
池袋グランドシネマサンシャインで『CLOSE/クロース』(2022年製作、ベルギー・フランス・オランダ合作)を鑑賞。
《トランスジェンダーの主人公がバレリーナを目指す姿を描いた「Girl ガール」でカンヌ国際映画祭のカメラドール(新人監督賞)を受賞したルーカス・ドン監督が、13歳の2人の少年に起こる関係の変化を描いた》何とも切なく、美しく……誰もが味わう眩しくも危うい思春期の記憶と共に、今後、末永く愛され、観る者の心を揺さぶり続けるであろう傑作。ベルギー生まれ32歳の気鋭監督に大きな拍手を送りたい。(にしても、これが長編2作目とは…恐れ入り谷のルーカス・ドン!)
7月15日(土)
昨日、映画の帰りに購入した『堤未果のショック・ドクトリン 政府のやりたい放題から身を守る方法』(幻冬舎新書)……序章から一気に引き込まれ、読了。
(序章:9.11と3.11――私のショック・ドクトリン、第1章:マイナンバーという国民監視テク、第2章:命につけられる値札――コロナショック・ドクトリン、第3章:脱炭素ユートピアの先にあるディストア……各章のタイトルが示すように、腐った今を生きる私たちに必要な知識と知恵が詰まった必読の書。超オススメ!)
ちなみにショック・ドクトリンとは《テロや戦争、クーデターに自然災害、パンデミックや金融危機、食糧不足に気候変動など、ショッキングな事件が起きた時、国民がパニックで思考停止している隙に、通常なら炎上するような新自由主義政策(規制緩和、民営化、社会保障切り捨ての3本柱)を猛スピードでねじ込んで、国や国民の大事な資産を合法的に略奪し、政府とお友達企業群が大儲けする手法》のこと。(2007年、カナダ人ジャーナリスト、ナオミ・クラインが著した書籍のタイトル)
夜、ネットを見ていたらこんな記事が…
《壮観》三浦春馬さんの提灯が靖国神社「みたままつり」にズラリ並ぶ理由「毎年参拝」の意外な縁と今も続く「ファンの熱量」(NEWSポストセブン)
https://ameblo.jp/sapporo-mmm/entry-12812317328.html
「今も続くファンの熱量」とか、何だか心温まる話みたいになっているが、提灯に書かれている「日本製普及会」……気になって検索してみたら、かなりヤバい陰謀論者集団だった。(ちゃんと調べた上で記事にしたのだろうか? それとも知った上での“提灯記事”か?)
にしても『永遠の0』に出演したばっかりに、死後もこんな怪しい集団の宣伝に利用される故人が何とも気の毒。(善良な春馬ファンの方々、ご注意あれ)
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