2022/01/23

年明けのもろもろ


正月気分は…

息子夫婦が訪れた元旦のみ。息子の連れ合いAYUちゃんのご両親に頂いたシャンパンで乾杯。おせち代わりの焼肉・焼き野菜を食べながら、ささやかに新年を祝った。(2日は初仕事、3日はネトフリで映画・韓ドラ三昧。特に面白かったのは、ディカプリオ主演の『ドント・ルック・アップ』。おバカ映画の極致というくらいに笑える映画なのに、ふと気づけばリアルそのもの。人類に対する警告と強烈な皮肉が込められた傑作だった。メリル・ストリープ他、豪華なキャスティングも魅力的)

新年会(4日)

オミクロン株が猛威を振るう前に……と、友人の呼びかけに応える形で昨年末に企画した「新年会」。

「このご時世、年寄り同士の飲み会は昼間に限る!」ということで開始は午後2時。新宿の雑居ビル最上階にある居酒屋「米助」に6人の仲間が集まった。(席に着いた途端、店の方に「エアコンが故障して…」と言われ、一瞬「ええーえっ!?」と声を上げたが、皆オトナ。「まあ、寒かったらコートを羽織ればいいし…」と、お湯割り焼酎と熱燗で身体を温めながら、いつも通り会話も弾み、酒もすすみ、時折、笑いも起こる楽しい3時間。「次は春頃かな…」と再会を期して午後5時散会)

新年会の前に…

ツレと「シネマカリテ」へ。ルキノ・ヴィスコンティ監督の『ベニスに死す』で、主人公を破滅に導く美少年タジオ役を演じたビョルン・アンドレセンの半生を追ったドキュメンタリー映画『世界で一番美しい少年』(製作2021年、スウェーデン)を鑑賞。

のっけから、“世界一の美少年”を探すためにヴィスコンティが行ったオーディションの模様が映し出され、「美しい」と言葉をかけながらアンドレセンを見つめるヴィスコンティの威圧的とも思える眼の鋭さにギクッとしたまま、映画の中に……それから1時間半、『ベニスに死す』出演後、数奇な運命を辿った“美少年”の悲劇的ともいえる人生に見入った。

※ちなみに私自身はヴィスコンティの映画が少し苦手(尺が異様に長いし、ハイソサエティ感が半端なく、その貴族趣味が鼻につくというか…要するに、高尚過ぎるわけです。観て良かった!と思えたのは『若者のすべて』だけ)。それなのに何故『ベニスに死す』及びアンドレセンが強く記憶に残っているかというと、20代の頃に3回観に行って、3回とも途中で寝てしまったという(黒歴史的に)思い出深い作品だから。

(成金オヤジが美少年に恋してストーカー化する…という、どうしようもないストーリーの何処が面白い?という感じで、その「抒情性」を味わうどころの話ではなかった)

宝島社の企業広告

毎年楽しみにしている、「宝島社」の新春・新聞広告。

今年のメインビジュアルはドイツのメルケルさん。テーマは「ジェンダー平等」。

 


(キャッチ&ボディコピー)

男でも、首相になれるの?

ドイツでは、子どもたちからこんな質問が出るらしい。16年間、女性が首相を務めた結果だ。何だか痛快な気持ちになるのはなぜだろう。人類の間にはびこるつまらぬ上下関係が、鮮やかにひっくり返されているからだろう。わずか16年で、常識なんてぱっと変わる。さあ2022年。ちょっと上を見上げてみる。次のガラスの天井は何だろうか。変わりそうで変わらない働き方改革だろうか。いまだはびこる長老政治だろうか。ほんの少しでもひびが入れば、ガラスはもろく壊れてゆく。

初詣

7日、阿佐ヶ谷の神明宮へ。前日に降った雪の影響か、参拝者は少な目。(毎年、参拝を堅苦しく考えず、もっと自由に拝めばいいのに…と思うのだが、相変わらず、神職でもないのに「二礼二拍手一礼」を律儀に実践する人多し。別に神様が喜ぶわけじゃなく、日本会議の主力でもある極右団体「神社本庁」が喜ぶだけなのにね)

参拝後は駅近くの中華料理店「翆海」でランチ。本場四川の麻婆豆腐に舌鼓。その後、阿佐ヶ谷駅前商店街をぶらり散策。(帰り際、アーケード入口近くの「鉢の木」で和菓子を2点購入)

ということで、遅まきながら「ブログ始め」。今年もどうぞよろしく。

P.S.

今日(23日)の「鮫島タイムス(SAMEJIAM TIMES)」の記事、実に面白かった。

駅のゴミ箱撤去とレジ袋の有料化と保育園のおむつ持ち帰りに共通する重大なこと

https://samejimahiroshi.com/politics-gomibako-20220123

 

 

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