2018/01/29

楽しいことも、寂しいことも。(その①)




色々あった10日間のけっこう長~いメモ……

16日(火)
9時に撮影スタート。何のトラブルもなくスムーズに進行し予定より早く終了、西明石1650分発の新幹線で東京へ。
車中、体調イマイチで、くしゃみ、鼻水、ノドの痛み(前夜の寝不足&撮影現場の寒さが響いたか?)……あらかじめ駅ナカの薬局で買っておいた栄養ドリンク&のどスプレーでごまかしながら、メシも喰わず(ビールも飲まず)にひたすら“うつらうつら”。21時過ぎ、帰宅。

18日(木)
カメラマンから写真データが送られてくるまで仕事は小休止。風邪の症状もだいぶ和らいだのでシネ・リーブル池袋へ。面白いと評判の映画『勝手にふるえてろ』(監督・大九明子)を観てきた。

噂にたがわず、松岡茉優のパワフルな“妄想女子”ぶりがテンポよく炸裂するラブコメ作品だったが、老齢の域に入った男が王子様願望の強い自己中な女子の本音に触れたところで、「うん、分かる分かる」などと共感できるはずもなく、結局、主人公・ヨシカの他愛もない怒りと妙な勢いに引きずられて、バカバカしい恋愛劇に付き合わされただけの2時間弱(本筋と直接関係ない所でけっこう笑わせてもらった分、映画自体にケチをつける気はないが)……唯一の収穫は、主演・松岡茉優の女優としての優れた資質と稀有な個性を確認できたこと。

19日(金)
このところ金曜夜の楽しみは、NHKのドラマ10『女子的生活』からの『ドキュメント72時間』……
トランスジェンダーの本音が小気味よく(かつ心地よく)胸に響く痛快ガールズストーリーも先週(26日)で終了。これほど魅力的で時代的・示唆的なドラマが4話で終わってしまうのは何とも勿体ない気がするが、その分、とても密度が濃く楽しい時間を過ごさせてもらった。この素晴らしい脚本を手がけた坂口理子、ヒロイン「みき」を大胆かつ繊細に演じきった志尊淳、そして同級の愛すべき友人役を熱演した町田啓太はもちろん、番組関係者・出演者全員に大拍手!

21日(日)
日中は本の虫。傑作ミステリ『1367』(陳浩基)読了後、水木しげるの隠れた名作『劇画ヒットラー』(ちくま文庫)と直木賞受賞作品『銀河鉄道の父』(門井慶喜)に手をつける。
夜は最近ハマっている日テレのドラマ『トドメの接吻(キス)』を楽しんでから就寝。(主演の山崎賢人もいいが、門脇麦の怪しい動きと不思議な存在感が魅力)

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