先々週のプレミアリーグ、リーガ・エスパニョーラに続いて、先週はブンデスリーガが開幕。そして今週はセリエAが開幕し、欧州4大リーグの熱い戦いのシーズンがまた始まる。
私も、16日のマンチェスター・ユナイテッドの開幕戦(VSスウォンジー)、23日のブンデス「ヘルタVSブレーメン」をJ SPORTSでテレビ生観戦。一人、眠い目を擦りながら、ささやかに開幕気分を味わった。(ヘルタの原口元気、2得点に絡む活躍。素晴らしいスタート!)
で、マンUだが……ホームゲームで痛い敗戦(1:2)。監督がモイーズからファン・ハールに代わって昨シーズンとは全く違う試合運びを見せてくれるのかと期待したが、アイデアに乏しく連動性も流動性もないぎこちない攻撃&脆弱な守備は相変わらずで、開幕2試合を終えて勝ち点1(24日のサンダーランド戦も1:1の引分け)。まだ始まったばかりとはいえ、今や、どの相手も「格下」とは言えなくなったビッグクラブの凋落ぶりを、まざまざと見せつけられた思いがする。(ゲーム自体もほとんど見所がなく、観ていて余計に眠くなってしまった)
おまけにベンチの香川に出番なし……移籍の噂も飛び交う中、本人は一貫してマンUでのチャレンジに意欲的なようだが、「マタの控え」という立場は変わらず、今季も限られた出場機会で目に見える結果を出さなければいけないという厳しい状況。(アルゼンチン代表ディ・マリアの加入で、さらに出番は減るはず)その僅かなチャンスに賭ける気持ちも尊重したいが、どうもファン・ハールの意図と香川のプレースタイルが合っていない気がする(言い換えると、香川が必要とされている気がしない)。また、如何に環境・待遇面で恵まれていても、今のマンUが香川の意欲に見合う魅力的なチームのようにも思えない。
とにかく、香川のスピードと想像力あふれるプレーは日本代表にとっても大きな財産。「マンUで戦い続ける」という選択が、そのスピードと想像力を枯渇させ、あのドルトムントでの輝かしい2年間に見せた本来のスキルを失うことにならなければいいのだが……と老婆心ながら危惧している。
おまけにベンチの香川に出番なし……移籍の噂も飛び交う中、本人は一貫してマンUでのチャレンジに意欲的なようだが、「マタの控え」という立場は変わらず、今季も限られた出場機会で目に見える結果を出さなければいけないという厳しい状況。(アルゼンチン代表ディ・マリアの加入で、さらに出番は減るはず)その僅かなチャンスに賭ける気持ちも尊重したいが、どうもファン・ハールの意図と香川のプレースタイルが合っていない気がする(言い換えると、香川が必要とされている気がしない)。また、如何に環境・待遇面で恵まれていても、今のマンUが香川の意欲に見合う魅力的なチームのようにも思えない。
とにかく、香川のスピードと想像力あふれるプレーは日本代表にとっても大きな財産。「マンUで戦い続ける」という選択が、そのスピードと想像力を枯渇させ、あのドルトムントでの輝かしい2年間に見せた本来のスキルを失うことにならなければいいのだが……と老婆心ながら危惧している。
一方、ACミランの本田圭佑は、プレシーズンマッチで3試合連続ゴール。しかも先日のTIMカップ(セリエA王者ユベントス、サッスオーロ、そしてミランの3チームで争う、変則的カップ戦)では、1ゴール1アシスト(ダイレクトボレー&絶妙スルーパス)の活躍で大会MVPに輝き、8月31日の開幕戦に向けて準備万端の様子。
W杯ではゴールを決めたもののコンディション不良(?)で、動きに精彩を欠いていた本田だが、TIMカップでのパフォーマンスを「高い質のプレー、まるで人生がかかっているかのようなハードワーク」とミランサポーターが絶賛したように、W杯後のトレーニングでベストに近い状態までコンディションを戻してきたようだ。体調さえ万全なら、彼に対して余計な心配は無用。
指揮官インザーギからも「グランデ(偉大)」「常に素晴らしいスピリット」と、絶大な信頼を置かれているようだし、不慣れな環境での不本意な昨シーズンとは全く別次元の本田圭佑を見せてくれるはず。常に高い目標を掲げ、新たな課題に向かって突き進む「ミランの10番」を、大きな期待を持って見守りたい。
W杯ではゴールを決めたもののコンディション不良(?)で、動きに精彩を欠いていた本田だが、TIMカップでのパフォーマンスを「高い質のプレー、まるで人生がかかっているかのようなハードワーク」とミランサポーターが絶賛したように、W杯後のトレーニングでベストに近い状態までコンディションを戻してきたようだ。体調さえ万全なら、彼に対して余計な心配は無用。
指揮官インザーギからも「グランデ(偉大)」「常に素晴らしいスピリット」と、絶大な信頼を置かれているようだし、不慣れな環境での不本意な昨シーズンとは全く別次元の本田圭佑を見せてくれるはず。常に高い目標を掲げ、新たな課題に向かって突き進む「ミランの10番」を、大きな期待を持って見守りたい。