2013/05/24

一山越えて



5月と言うのにこの暑さ、でも、仕事の熱さは徐々に収まり、4月末から休みなく続いたハードワークも、ようやく山を越えた感じ。来週からまた一仕事あるのだが、久しぶりに味わう解放感はちょっと格別なものがある。

さて、3週間ぶりのブログ。(この間、まったく書く余裕がありませんでした)

と言っても、本も映画もご無沙汰で、大して面白い話もないが、まずは、先週の木・金に済ませた取材旅行の件から……行き先は「岐阜」。

16日(木)の午後2時に岐阜駅でクライアント&カメラマンと待ち合わせタクシーで20分、鵜飼で有名な長良川を窓越しに遠目で見ながら取材撮影先である某医療センターへ。
仕事は病院の外観撮影から始まり、診療部長のインタビュー&撮影(1時間程度)、その後1時間ほど待機時間があって、医長のインタビュー&撮影……で、すべて終わったのは午後6時半。そこからまたタクシーで駅近くのホテルに向かいチェックインを済ませた後、再びホテル前で合流。3人で夜の街に繰り出した。

私自身は初めての岐阜。何のイメージも持たずに歩いていたら、東京とさほど変わらぬ飲み屋街の風情に少しびっくり。「ココは何処?」と首を傾げて気がついた。あの美川憲一の名曲「柳ヶ瀬ブルース」(私もよくカラオケで歌った)で有名な「柳ヶ瀬」ではないか!?
でも、岐阜随一の歓楽街と謳われるほどの艶っぽい雰囲気は何処にもない。それもそのはず、東西に伸びたアーケード商店街は、東側が一般的な中心繁華街で、西側はキャバクラや風俗店、ストリップ劇場などのいわゆるピンクゾーンという分かりやすい棲み分けがされているらしく、真面目な中高年のボクたちが歩いていたのは東側。
キャッチのお兄さん・お姉さんの外圧を受けることもなく、クライアントのNさんが単独出張の際によく利用するという、極々ありふれた大衆居酒屋にすんなり入り「お疲れ~」の生ビールを呷った。(焼き鳥、ジャンボコロッケ、スルメいかなどを肴に、焼酎をドカドカ飲んで2時間半、〆は味も忘れたご当地ラーメン)

翌日は、2人とも仕事ということで、朝からお互い別行動。私だけが新幹線の時間に合わせて市内観光を楽しむことに。で、岐阜に来たからには、やはり「岐阜城」でしょ!……と、バスで金華山ロープウェー駅のある「岐阜公園」へ。園内を歩いて3分ほどの「金華山麓駅」から「金華山山頂駅」まで市内を見下ろし約3分、さらにそこから傾斜の急な石段を脇目も振らずに登って7、8分(これが、かなりキツイ)。ようやく金華山山頂にある「岐阜城」に到着。時間の関係で武具などの展示物には目を向けず、天守閣から岐阜市内の景色を一望して軽く旅気分を味わい、合計2時間ほどの市内観光終了。12時近くに岐阜駅を後にした。

で、東京に帰ってからは、取材テープの起こしに丸一日。そこから手抜き無しの突貫工事で一気にコピーを書き上げ、デザイナーに構成も含めてメール渡し。今日、デザインがアップし、無事クライアントに提出。というわけで、明日・明後日は4週間ぶりのお休み……近場で『探偵はBARにいる2』を観るか、それとも渋谷まで足を運んで『ホーリー・モーターズ』を観るか、新宿武蔵野館の『建築学概論』にするか思案中。




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