2012/01/26
過去は未来に通じている……映画『サラの鍵』
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ホロコーストを題材にした映画は数多く観てきたが、その中でも『サラの鍵』は長く記憶に残るであろう作品の一つ。戦争がもたらした傷跡を、ミステリー・タッチで現代に生きる人々の問題として浮かび上がらせた秀作だと思う。 物語の背景は、 1942 年に起きたナチス占領下でのパリ警察による...
2012/01/20
孤高の芥川賞作家
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先日 (17 日 ) 、第 146 回芥川賞・直木賞が決定した。 例年、この機会に受賞作くらいは読んでおこうかな……と、直木賞作品は度々購読するのだが、芥川賞となると 10 年ほど前に『蛇にピアス』を読んで以来、とんと“ご無沙汰”。別に、石原慎太郎が審査員をやっているような...
2012/01/15
沁みるブルースを聴いた
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昨夜、 NHK の土曜ドラマスペシャル『とんび』 ( 後編 ) を見た。ドラマ的には無骨な父と優しい息子の情愛&それに関わる人々の心意気を描いたテレビ版「三丁目の夕日」という感じで、満足度は特に高くはなかったが、そのエンディングで流れていた歌は絶品。 日本にもトム・ウェイツばり...
2012/01/06
初詣、年賀状、初映画
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2012 年の幕開け。私は“厄年”ということで、元旦早々近所の神社に初詣がてら“お祓い”に行ったのだが、本殿に向かう途中の廊下で突然の激しい揺れに襲われ、正月気分が一気に冷めてしまった。 ( 復興も儘ならない日本。浮かれず生きよ!という警告か? ) で、行ったついでに引いたお...
2011/12/31
年の終わりに。
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昨夜、ネットのニュースで敬愛するコメディアン・内藤陳さんが亡くなられたことを知った。 60 年代に結成されたお笑いトリオ「トリオ・ザ・パンチ」のリーダーであり、その決め台詞「おら、ハードボイルドだど」で知られているが ( と言ってもR40限定だと思うけど ) 、俳優としても『...
2011/12/24
『灼熱の魂』&マナー
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解説無用、ネタバレ厳禁。とにかく凄まじい映画。数奇な運命を辿った痛切な人生、その魂の底から振り絞るような強さと優しさに触れたせいなのか、いま思い出してもトリ肌が立ってくる。 ( 私にとっては、今年一番の衝撃作! ) キーワードは「母性」。絶望的な宗教対立、その怒りと憎しみの連...
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